ノーコーヒーノーライフ ~コーヒーと健康について~

家でコーヒー飲んでます。家庭の経費削減に反発すべくコーヒーがどれだけ体に良いのかを証明していきます

血糖値が高めな人にはコーヒーが効果あり!

f:id:hossiiii:20151023105718j:plain

 

血糖値が高くて悩んでいる人は多いと思います。

 



最近ではトクホなんかのCMで血糖値を下げるといううたい文句で


いろんな商品が販売されていますよね。


でもそもそも血糖値があがるとなにがよくないのでしょうか?


血糖値とは血管の中の糖の値です。


人間の細胞は糖をエネルギーとして活動していて、糖は血管を介して全体の細胞に行き届きます。


しかし、この血管に流れる糖が多くなりすぎると血管自体を傷つけてしまうんです。


特に最初は小さい細い血管から傷がついていきます。


例えば、腎臓は血液から尿を作るために非常に細い血管に血液を流して濾過を行い


体の中の不要な物質を尿として体外に排出しているんですね。


この非常に細い血管が障害されると、濾過が出来なくなり、体の中の不要な物質が体の中に溜まってしまい


尿毒症という病気を発症してしまいます。


腎臓は一度障害されると元に戻らない臓器なので、この細い血管が障害されてしまうと


回復する事はほとんどなくそのまま腎臓の機能が低下してしまい、腎不全、そして人工透析をしなくてはいけなくなります。


また、眼にも非常に細かい血管が通っており、これが障害されてしまう事で網膜から出血が起こり失明をする事になります。


またまた、体の神経も血管によって栄養されているのですがこの血管も非常に細く、障害されてしまうと感覚障害が起こります。


足などの感覚が麻痺してくると、ガラスや画鋲なんかを踏んだ時に気が付かなくなり、そのまま化膿して、足が腐ってきてしまいます。


すると最終的には足を切断しなくてはいけなくなります。


これら、腎臓の障害、眼の障害、神経からの足の切断は全て糖尿病の症状です。


糖尿病は血管の中の糖が非常に多くなってしまう疾患です。


どうして糖尿病になってしまうかというと、膵臓から分泌されるインスリンと呼ばれるホルモンが通常


血管中の糖を細胞に吸収するのを促進させて、血中の血糖値をさげる役割を持っているのですが


不規則な食事で大量の糖を毎日摂取していたりすると、インスリン膵臓からでなくなったり


インスリンを出しても細胞側がそれを無視してしまうようになることで血糖を細胞に吸収させずらくなり


血糖値が上昇してしまうのです。


ちなみに、現在失明の原因で一番多いのは糖尿病ですし、足の切断で一番多いのも糖尿病と言われています。


こんな恐ろしい糖尿病にならないようにどうにか血糖値を下げる必要があるのですが


タイトルの通りコーヒーには血糖値を下げる効果があるという調査結果が出ているんです。


しかし、ある研究ではコーヒーは食後に飲むと血糖値を上昇させるという結果も出ています。


どういうことなのでしょうか


コーヒーにはカフェインが入っています。


このカフェインはアドレナリンの分泌を増やす効果があるそうなのですが、このアドレナリンはインスリンの分泌を逆に低下させてしまうという効果があります。


つまりインスリンの分泌が低下する事で、細胞に糖の吸収が出来なくなり、結果として血管の中の糖が多くなってしまいます。


つまりコーヒーは血糖値を上げるという事になってしまいます。


しかし、これは食後にコーヒーを飲んだ場合で、ご飯を食べてない休憩時間などにコーヒーを取る分にはインスリンには影響は出ないようです。


つまり、コーヒーを飲んで血糖値を下げるためには朝の起きたての一杯や、ちょっと休憩するときのコーヒーが体にはいいようですね。